宛名書きの際に取引先名を省略しても問題ないか

今年から会社経営を始めたので取引先に年賀状を出そうと思っているのですが、宛名書きをする際に、取引先の名称をきちんと株式会社や合同会社と記入すべきか、それともカッコ書きで省略をしても差支えありませんか。

取引先名は省略すべきではありません

取引先名を省略したとしても「失礼だ」といってクレームを入れる取引先は少ないかも知れませんが、相手が言わないから良いという問題ではなく、原則に従うなら、やはり取引先の正式名称は省略すべきではありません。

なお、取引先に年賀状を出す際の宛名書きで、もう1つ注意をしなければいけないのが、敬称の使い方で、間違っても「御中」は使わずに渡す相手を特定する必要があります。

御中は読む人を特定しない場合に用いるもので、主にダイレクトメールや事務手続きの書類など、誰が開封しても目的が達成出来る場合に用います。

ですので、年賀状のように渡す相手が明確に決まっているものについては、宛先の個人名を特定するか、「会社の皆様へ」という形で全員に宛てる方が良いでしょう。

なお、相手先の個人名が不明な場合には、「人事部採用担当者様」など、なるべく個人を特定できるようにして年賀状の宛名書きをするようにしましょう。

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